喧嘩屋右近』(けんかやうこん)は、1990年代前半にテレビ東京系列で毎週金曜21:00 - 21:54(JST) に放送された、テレビ東京・松竹製作の時代劇である。

概要

あらゆる揉め事仲裁を生業としている剣の達人、茨右近(演 - 杉良太郎)とお弦のおしどり夫婦が、市井のいさかいから権力者の悪行まで(ただし、右近曰く「夫婦間の揉め事は請け負わない」とのこと)、さまざまな事件を解決する活躍を描く痛快時代劇。

本作の主人公、右近は悪人と対峙しても「えへぇ、えへぇ、えぇへへへぇぇ・・・・」とニタニタ笑いながら剣を振るい、恋女房のお弦は貧乏でも明るく元気に右近を支える。右近たちが些細なきっかけから揉め事に介入し大きな事件を解決するが、それが必ずしも本人たちの儲けにつながらない顛末となるエピソードが多い。儲けがあった場合も、すぐにツケの回収や壊した物の弁償等で持っていかれる。時折、依頼人に対して自分たちから餞別や祝いと称して差し出してしまうこともある。また、川に浮かんだ舟の上で手にした小判を数えているうちに、別の舟にぶつかられて持っていた小判すべてを川底へ落としてしまったこともある。

上述のように右近のコミカルなキャラクターが目立つが、一方で大名行列が登場するシーンでは時代考証に則し、一般的なテレビ時代劇に見られるような華美な行列の姿の使用を避けるなど江戸時代の風俗についてのリアリティを取り入れた演出も行われている。

元来、右近は1989年に杉良太郎主演で放映された単発の時代劇『大岡政談 魔像』(フジテレビ・松竹製作)とその原作である林不忘の小説『魔像』の登場人物の一人であり、杉が右近のキャラクターを気に入って、本作を企画したと言われ、杉自らが演出(第1,2シリーズ)や脚本(第3シリーズ)を担った回もある(詳細は#サブタイトルリストを参照)。

『大岡政談 魔像』で杉が演じた右近のキャラクターは、本作でもほぼ踏襲されている。また、『大岡政談』で藤真利子が演じたお弦の腕にある入れ墨の設定も絵柄などは異なるが第3シリーズで坂口良子が演じたお弦に引き継がれている。

出演

  • 茨右近 - 杉良太郎
  • お弦(第1、2シリーズ) - 萬田久子
  • お弦(第3シリーズ) - 坂口良子
  • なんでも屋(にせもの屋)の鶴吉 - 小船秋夫
  • なんでも屋(にせもの屋)の亀吉(第2、3シリーズ) - 赤塚真人
  • 岡っ引きの忠治 - 青木義朗
  • 雪影月之丞 - 矢木沢まり

ゲスト出演者

第1シリーズ

第2シリーズ

第3シリーズ

放送期間

  • 第1シリーズ 1992年10月9日 - 同年12月25日
  • 第2シリーズ 1993年10月8日 - 同年12月24日
  • 第3シリーズ 1994年10月7日 - 同年12月23日

サブタイトルリスト

第1シリーズ

第2シリーズ

※第8話は、再放送時、前後編に分割され放送される場合がある。

第3シリーズ

※第1話は、再放送時、前後編に分割され放送される場合がある。

スタッフ

  • 原案 - 林不忘「魔像」
  • 企画 - 杉良太郎
  • 音楽 - 丸山雅仁
  • 主題歌 - 「風が吹くまま」唄:杉良太郎(テイチク)、作詞:いではく、作曲:遠藤実、編曲:丸山雅仁
  • 制作協力 - 松竹京都映画
  • 制作 - テレビ東京、松竹

前後番組


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