南 涼子(みなみ りょうこ、1972年5月4日 - )は、日本の色彩専門家、カラーコンサルタント、カラーコーディネーター。一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会代表理事(理事長)。東京都出身、神奈川県大和市在住。

「年齢や性別、障害の有無に関わらずすべての人が快適に暮らせる色」をコンセプトに『ユニバーサルカラー』を提唱。 感覚的な見た目やファッション、スピリチュアルな側面から色選びを提案するカラーコンサルタントとは一線を画し、客観的視点から色の社会的役割を重視した色彩活用を訴えている。医療福祉から美容健康、メンタルケア、衣食住などの生活全般、防災、商業デザイン、建築デザイン、建設現場の安全対策まで幅広い分野を対象にコンサルティングを行っている。
一般社団法人日本保健福祉ネイリスト協会顧問と健康検定協会理事も兼務。山野美容芸術短期大学で色彩学の教鞭も執る。

来歴

1972年(昭和47年)5月4日、東京都に生まれ、神奈川県大和市で育つ。
幼少期から「お金持ちになって親にサウナ付きの家を建てたい」という夢があった南は、高校卒業後すぐに起業しようと19歳でイベントの人材派遣会社を立ち上げたが、数年で廃業することとなる。
その後、知人の勧めや書店で目にした専門書により色彩に興味を持った南は色彩理論や配色理論、色彩心理、パーソナルカラー分析などを学び、1997年(平成9年)に文部科学省認定ファッションコーディネート色彩検定一級試験に合格する。
後年「当時はお金に困っていて、消費者金融から借金し車中生活を送りながら勉強しました」「経済的に厳しく図書館から借りた本を丸ごと一冊書き写した」「テキストや問題集は持っていたが、自分で問題を作ることでより理解が深まるのではないかと思い問題集を自作した」と回想している。

検定合格後にカラーコンサルタントとして活動を始めた南だったが、実績がないためすぐには仕事がなく、初めての依頼は合格の3年後であった。
その依頼が老人介護施設からだったことをきっかけに、それまであまり色彩が重視されてこなかった福祉分野への色彩活用に可能性を感じた南は、介護施設でボランティア活動をしながら高齢者や認知症患者が快適に暮らせる色彩の研究に取り組み、カラーセラピーやカラーワークを実践、指導した。

やがて、全国から高齢者施設での活動について問い合わせが寄せられるようになり、南は組織的な対応の必要性を感じる。当初はノウハウを開示することでライバルが増えるのではと懸念したが、「組織をつくり情報を伝え一緒に活動することで、さらに価値の高い仕事や活動が出来上がるのではないか」と考え、2003年(平成15年)に日本ユニバーサルカラー協会(略称UNICA)を設立する。同協会は2011年(平成23年)9月22日に一般社団法人化され現在に至っている。

その後、特別養護老人ホームやケアハウス等で改修・改装の実績を重ねた南は2009年(平成21年)、福島県立医科大学付属病院の全面改修に当たり外来サイン計画の色彩監修を任される。南にとって初となる大型公共プロジェクトへの参加であった。

2019年(令和元年)、本業と掛け持ちで8か月間にわたって都内の大型建設現場で場内誘導と監視業務に携わった南は、そこで得た経験をもとに色彩を活用した建設現場の事故防止策や安全対策を提言、2023年(令和4年)と2024年(令和5年)には建設通信新聞に色彩心理の観点から建設現場の安全対策を促す連載記事が掲載された。

2024年(令和5年)、年齢や性別、障害の有無に関わらずあらゆる人に配慮した色彩デザインであることを証明する『ユニバーサルカラー認証事業』を開始した。

活動姿勢

自らを「色を信じないカラーコンサルタント」と呼称。色を教えて伝える人間だからこそ客観視が必要であるという考えから占い的・スピリチュアル的な色彩論に批判的な立場をとっており、建設通信新聞のインタビューでは「最近は科学的根拠もなく『色には波動があり運気を左右する』といった占いまがいの主張も見受けられますが、私は反対に色の効果を客観的・科学的に伝えていきたいと考えています」と語っている。

科学的根拠に乏しい色彩論に関しても「プロとしてあやふやなことを言いたくはないし、信じられないことや猜疑心を抱えていることは絶対に言葉に出来ない」として、根拠のはっきりしない情報は著書や講演などで取り上げない姿勢をとっている。
色彩心理系の書籍やWebサイトでしばしば紹介されるライトトーナス値については、自身のブログで「感覚的な説得力はあるものの科学的根拠があやふやすぎる」とし授業や講義、講演で取り上げたことはないと語っている。
また、初期の著作で紹介したことがある黒服老化説やブラックフライヤ・ブリッジ説などは、後の著書を出す際に自身のブログで科学的根拠がないことやどのように統計を取ったのか不明であることを理由に「今回本に書かなかったこと」として挙げ、かつて書いたことへの後悔を綴っている。

建設現場における色彩活用については、自らの就労体験をもとに「現場の標識などにはJIS安全色が使用されているが、現実的にはそれが十分に機能しておらず、効果的に活かされていない」「安全区分や階段、段差などに目立つ色でマーキングするなどの対策こそ見られるが、まだ積極的で効率的な活用には至っていない」「独自に色の基準を設けているところもあるが、現場によってそのルールはまちまち」「昨今作業員の高齢化や国際化が進んでいるが、そうした人たちがより働きやすく安全に作業するためにも、色彩の扱い方の効率化や統一が必要」として、JIS安全色に留まらない積極的な活用を呼びかけている。

著作

書籍

  • 『介護に役立つ[色彩]活用術』現代書林、2003年11月19日。ISBN 978-4774505749。 
  • 『介護力を高めるカラーコーディネート術』中央法規出版、2007年5月1日。ISBN 978-4805828816。 
  • 『一瞬で心が整う「色」の心理学』青春出版社、2022年2月2日。ISBN 978-4413046442。 
  • 『今と未来がわかる色彩心理 (ビジュアル図鑑)』ナツメ社、2022年12月14日。ISBN 978-4816373015。 
  • 『色彩心理 配色アイデアブック』ホビージャパン、2023年4月4日。ISBN 978-4798631424。 

研究発表・論文等

  • 第2回日本美容福祉学会学術集会:「美容福祉の可能性 - 現場からの提言」色彩からのアプローチ(2002年10月20日)
  • 第19回琵琶湖長寿科学シンポジウム:高齢者施設における色彩の効用 (2004年11月10日)
  • 繊維製品消費科学会学会誌:ユニバーサルファッションにおける色彩の役割(2005年1月号)
  • 総合ケア15巻9号(医歯薬出版):高齢者施設における色彩の効用 (2005年9月号)
  • (一財)建築保全センター機関誌『Re』:建築デザインの色彩計画(2010年7月号)
  • 建設通信新聞 『建設論評』:日本の風土色と地域の表情(2024年5月1日)
  • 介護専門職の総合情報誌『おはよう21』(中央法規出版):意欲やパフォーマンスをアップする色の効果 (2024年12月号)

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 南涼子ブログ - Ameba
  • 南涼子 (color.dimention) - Facebook
  • 南涼子 (@unicacc) - Instagram
  • 南涼子 (@unicacc) - X(旧Twitter)

涼子 台南外送茶 仟色茶訊平臺

南津涼子 Bangumi 番组计划

【贴图】肥恭飞机场 第四回 木南晴夏客串能否上10呢??!!_日剧吧_百度贴吧

『介護に役立つ色彩活用術』南 涼子:著(現代書林ニュースch.) YouTube

南凉子先生 / Sa さんのイラスト ニコニコ静画 (イラスト)